こんにちは、院長の入谷です。本日は久しぶりのコラム掲載です。
「なかなか寝つけない、眠りが浅い、疲れがとれない」などの自覚症状はありませんか?
それは「寝る前スマホ」が原因かもしれません。
当院の携帯は従来型のガラケーですが、プライベートの携帯はiPhoneを使っています。
以前は1日に10分も使っていなかったのですが、気づかないうちに、今では2時間近く使用しているかもしれません。
理由はTVでのニュースや紙媒体での新聞がスマホに置き換わったからです。私と同じような人が多いかもしれません。
そこで今回、スマホの注意点についてコラムを書いてみました。
画面の光を浴びて、脳が昼間と錯覚
人は「日光を浴びると覚醒し、夜になると眠くなる」という睡眠のリズムがあります。これには、体温や脈拍数、血圧などを低下させ、人を休眠や睡眠に誘う「メラトニン」というホルモンが関係しています。メラトニンは、強い光を浴びると分泌量が減り、反対に暗い所にいると分泌量が増えるため、人は夜になると眠くなります。
スマホ、パソコン、タブレットなどから発せられる光によって、脳が「昼間だ」と錯覚し、メラトニンの分泌量が抑制されます。すると、脳が覚醒し、眠りが浅いなどの睡眠障害を引き起こしやすくなります。
特に画面を間近で見るスマホは特に要注意とされています。
「寝る前スマホ」による睡眠障害は若年層に多く、厚生労働省も注意を呼びかけています。
スマホは手の届かない所へ、寝る前の使用を控える
睡眠不足は、注意力や作業能率の低下を招き、生産性の悪化、事故やヒューマンエラーを引き起こす要因になります。また、睡眠不足が長く続くと、疲れが蓄積し、疲労回復がはかれません。
「寝つけない、眠りが浅い、疲れがとれない」などの自覚症状を感じるようならば、寝床から手の届かない所にスマホを置く、メールやネットサーフィンをする時間を決めるなど「寝る前スマホ」を控えてください。
◆患者への指導例◆
①睡眠2時間前はスマホを見ない、ベッドから遠ざける
②21時以降は画面の明るさを暗めに設定する
③21時以降は画面から発するブルーライトをカットするメガネやフィルターを使う
④21時以降は部屋の照明を間接照明などに切替え、暗めにする