「足腰が不自由」、「往診をしてもらいたい」、「どの病院に行ったらよいのか分からない」、「慣れた病院以外は不安」、「具合が良くない」
こうした状況下で何カ所も医療機関を転々とするのはよくないと考えています。
私たちは、患者さんの利便性や今後の医療の流れから、総合クリニックの必要性を感じています。
現時点ではまだ診療科が少ないので、地域の医療機関の先生方と密に連携をとり、患者さんが困らないよう情報共有をスムーズに行えるような関係を築いております。
その上である程度病気が治った際には、元の主治医にお戻しし、治療の継続ができるようにすることで、患者さんの不安を少しでも解消できる取り組みを行っております。
「専門医」と「ホームドクター(かかりつけ医)」のイメージの違いは一般的に、「専門医」は“狭く・深く"で「ホームドクター」が“広く・浅く"と考えているかもしれません。
しかし全くもって違うと断言します。
専門外だからといって「風邪は診ない」と平気で言ってしまう医師に疑問を持っています。
私どもは専門医資格を持ちつつ、幅広く総合的に診療ができる医師が必要だと考えています。
当院では「ホームドクター」として、生活習慣病などの初期治療を、
また「専門医」として、呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患、皮膚疾患の専門的診療を行える体制を整えております。
大きな病院で専門的な治療を受けるには受付時間が午前中のみであったり、専門外は相談しづらいなど、受診をためらってしまう要素があります。
特に働いている方は、お仕事を休まざるを得ないようなときもあるでしょう。
仕事を一生懸命にしつつ、仕事帰りに専門医の治療を受けられる体制を整えるのはクリニックに課せられた使命だと思っています。
少しでも困ったら真っ先に受診したくなる医療機関を目指してきました。
当院では日常的に起こる健康問題の大半は解決することが可能です。
しかし、当院で診られる範囲を超えた時や、解決することが困難と判断した場合、近隣病院と連携を取っていますのでご安心ください。
しかし専門的な治療が必要と判断した場合には
迅速に適切な医療機関をご紹介する、
これが最良だと考えています。
下にあげたことは、いずれも日常的によるあることですが、困っている方をたくさん見てきました。
そんな方やその家族の力になりたいと思っています。