「一度なったら治せない」というイメージが変わりつつある花粉症治療。
2014年10月にスギ花粉症の根本治療として「舌下免疫療法」が保険適応になりました。
これまでの対処療法から体質改善の治療ができます。
花粉症は4人に1人がかかっていると言われる国民病です。
さらに花粉症シーズン中は生活の質(QOL)を著しく損ねますので、早いうちに根治治療を行うことをおすすめします。
従来は「皮下免疫療法」が用いられており、約8割が軽症・無症状に治り根治が望めるものの、定期的な注射による頻回通院がネックでした。
しかし「舌下免疫療法」では、有効性は皮下免疫療法と同程度でありながら、頻回な通院を必要としません。
花粉症シーズンの前、遅くとも症状が出る2~3ヶ月前に開始すれば、そのシーズンから症状の緩和も期待できます。これまで治療手段、治療効果が少なかった重症患者さんでも症状の悪化を食い止める効果があります。
免疫が完全につくまでには3年以上(治療期間は約3~5年)かかると言われていますが、当院では「スマホ通院」も行っているため、自宅やオフィスで無理なく治療を継続できます。