こんにちは。
院長の入谷です。 今週は寒波の影響により、都心でも大雪になりましたね。
ちょうど雪の日は往診だったのですが、いつもの2倍近く移動時間がかかりました。
私は福島出身のため雪には慣れていると思っていたのですが、東京生活が長いとあまり関係なかったです。
さて、久々のコラム投稿です。
近年、入浴中の死亡事故が増加傾向にあり、その半数が冬場(12月~2月)に発生しています。
入浴中の事故は交通事故死の4倍以上です。
特に高齢者がいる家庭は注意してください。
高齢者の10人に1人がヒヤリを経験
厚生労働省の調査研究では、入浴中の事故死は推計で年間1万9000人(うち65歳以上が9割)とされ、これは交通事故死の4倍に当たります。
原因のひとつとして、室内での急激な温度変化により、血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こすヒートショックが挙げられています。
55歳以上を対象にした消費者庁の調査では、「冬の寒い時や高齢者に入浴事故が多い」などの認知度は高い一方、何の対策もしていない人が36%もいます。
また、10人に1人が「入浴中に意識をなくすなど、ヒヤリとした経験がある」と回答しています。
※消費者庁の調査結果は同庁HPでみることができます。「消費者庁入浴事故」で検索
「ふゆのよる」の心がけで入浴事故を防ごう!
私が愛読する月刊誌で、入浴事故を防ぐため、5つの対策(ふゆのよる)の記事がありましたのでご紹介したいと思います。
◆ふゆのよる◆
ふ ふろブタを開けておく、シャワーで湯張りするなど、脱衣所や浴室内を暖めておく(20℃以上を保つ)。
ゆ ゆっくりと立ち上がる。(浴槽から急に立ち上がったときが注意)
→身体への水圧が一気になくなり、血管が急激に拡張し、脳への血流が悪くなるため
の ノンアルコールで入浴。
→飲酒後は、アルコールが抜けてから入浴する、食後すぐの入浴は避ける
よ よい風呂(41℃以下)の湯温で、つかるのは10分以内。熱い湯に長時間つからない
る 3つのる。入浴前は、早朝・深夜の入浴は避ける。家族に一声掛ける。入浴中は家族が見回る。
私自身、冬場の露天風呂や雪の中で温泉に浸かるのが好きなのですが、
気をつけないといけないな~と思いました。
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2018年4月より常勤医師が2名入職します。
(1名は呼吸器専門医、1名は消化器専門医です)
それに伴い診療体制も変わるため、パートスタッフ募集(事務、看護師)いたします。
当院は教育に力を入れているため、
「成長」や「やりがい」、「充実」を重要視している方にとっては魅力的な職場だと思います。
教育に力を入れているからこそ、未経験者大歓迎です。
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