こんばんは!管理栄養士 五十嵐です😊
先程のブログに、カレーレシピを紹介させていただきました🍛
カレーって出来立ても美味しいですが、一晩寝かした2日目のカレーのがより美味しい感じがしませんか?
美味しいと感る理由は 感覚ではなく、科学的においしい理由が研究されているんですよ👀✨
①野菜や肉などの具から溶け出す糖質やタンパク質、アミノ酸など「うま味のもと」が増えるから。
②ジャガイモなどとろみを増すでんぷんや繊維質もルーの中に溶け出し、甘みととろみが増えるから。
肉・野菜・香辛料に含まれるの成分が微妙に絡みあうことで、独特の「コク」が生まれています!✨
科学で様々分析されると納得してしまいますよね🐈
2日目のカレーは美味しい!でも注意が必要です!
カレーをひと晩寝かせる場合は室内に鍋のまま放置しては絶対にダメです!!
粗熱が取れたら冷蔵庫に保存して、食べる前には必ず加熱してから食べてくださいね。
カレーやスープの場合、ウエルシュ菌食中毒のリスクがあります。
ウエルシュ菌は、土の中や水中など自然界に広く存在しており、土の中で育つジャガイモやニンジンなどの根菜に付着している場合と、
牛や鶏といった使用する肉類に付着していることもあります。 どれもカレーの具として定番なものばかりです。
作りたてのカレーは、熱によってウエルシュ菌が死滅しているため、ほぼ問題ありませが、
一部のウエルシュ菌は生き延びるために芽胞という殻を作り、その中で休眠状態となっています。
空気に触れると増殖しないタイプの菌なのですが、カレーやスープなど液状の料理の場合、鍋底のほうは空気に触れず、
増殖の危険性が高まります💀💀
特に、大きな鍋で大勢の食事を作るときに起こりがちな食中毒です⚠
夏場は特に注意が必要ですよ!