今回は、往診先での様子をお届けします。
ご家族様には了解を頂き、写真を撮らせて頂きました。
いつもはカゴの中に入っているのですが、この日は家の中を自由に飛び回っておりました、
院長も、私も、動物が大好きなので、「そのままでいいですよ」と、診察を始めたところ、
院長の肩にピタッと!!
まるで、ご主人様の診察の様子を心配そうに見守っているようでした。
また、猫を飼っているお宅では、訪問するといつも患者さんのベッドの上で猫が丸くなっているのですが、
その子を蹴らないように、「私の足の置き場がないのよ。まっすぐ寝られないの。」と笑顔でお話されるのですが、とても微笑ましいですよね。
大切な家族には、ペットも含まれます。
しかし、病院に入院していては、ペットは面会にはいけません。当然のことながら。
ですので、以前私が病院に勤めていた時、退院する事は難しい患者さんの長年連れ添ってきた犬になんとか会うべく、
ベッドごと院外に散歩に出て、そこで面会して貰いました。
既に治療をしている段階では無かったので、家で療養できれば、家族や大事なペットともいつも一緒に過ごせるのに・・・と、
やるせない気持ちになったのを今でも思い出します。
まだまだ、訪問診療についてや、家で療養するということに難しさを感じている方も多くいらっしゃるかもしれません。
確かに、大変なこともあるかもしれませんが、今は様々なサービス、サポート体制があります。
興味があったり、迷っていたり、話を聞いてみたいな、という方は是非、担当のケアマネさんや当院看護師にでも、お声かけ下さい。
看護師:飯田