「長引く咳といえば、いりたに内科クリニック」
そういったキャッチフレーズを患者様からよくお聞きします。
それほど呼吸器症状で悩まれる患者様が来院されます。
呼吸器の症状は多くありますが、
本日はその中でも「ぜんそく」についてブログを書きたいと思います。
なぜ私が「ぜんそく」を選んだかといいますと、私自身もぜんそく持ちだからです。
運動誘発性のぜんそくがあり、特に食後に激しい運動をすると発作を起こしてしまいます。
今では懐かしいですが、当時は「友達と同じように遊べない」がとても嫌で
小学生と中学生の頃は給食を食べた後に外で友達と走り回り、
いつも発作を起こしていました・・・
同じような経験をされている方はきっと分かると思います。
つらいですよね・・・
さて、その「ぜんそく」とは・・・?
咳が止まらなくなったり、呼吸が苦しくなったり、呼吸をするとヒューヒュー音がすること状態です。
ぜんそく症状は11人に1人は経験していると言われ、かなり多い病気の一つです。
そのため、これまでも風邪は治ったのに咳や痰が長引く症状があった方は喘息(もしくは咳ぜん息)だった可能性も否定できません。
ぜんそくの原因として、もともとアレルギー体質であった所に、ほこりやカビ、天候などで気管支が刺激され炎症を起こします。
発作が繰り返されると、気道の粘膜が傷つくため、多少の刺激でも発作が起こりやすくもなります。
これまで咳が止まらなく困った、息苦しいことがあったなどの症状を経験され、不安を感じたことがある方は一度、呼吸器専門医に相談してください。
治療方法としては、発作が起こった時に抑える発作治療薬と発作を防ぐための長期管理薬の2種類ございます。
どの薬を処方するか、どう使用していくかなどを医師と話し合って決めていきます。
当院には呼吸器専門の医師が毎日必ず在籍していますので、もし受診される際は事前にお電話などでもご案内いたしますので、どうぞご遠慮なくお待ちしております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
事務:岩本