こんにちは。
事務の三島です。
タイトルの通り「にきび」に関して
先日皮膚科の安本先生とお話したことを簡単にまとめようと思います。
(安本先生のプロフィールはこちら⇒https://www.iritani.jp/medical/hifuka.html)
というのも、学生のころニキビにすごく悩まされていて、
ピーリングやら洗顔やら躍起になっていたのですが、
今の医療は画期的な治療法も生まれていますから、
ニキビも何か新しい治療法ができたのかなぁ、と思いお尋ねしました。
Q、ニキビ治療は、いつごろから始めるのが一番ですか?
A、早いうちからがいいですね。おでこがざらつく様になったら皮脂が詰まっているサインです。
そうしたザラつきに対応している薬も処方できるので、早いうちから対策することができます。
ニキビができにくい環境を維持するのも治療のひとつです。
Q、ニキビは「青春のシンボル」とも言わるほど一般的な病態ですが、やはり病院へいって治療したほうがいいのですか?
A、ニキビはそのままにしておくと、跡が残ってしまいます。こうした跡を消すには、レーザー治療など高額な治療になってしまい大きな負担となります。こうした負担を取り除くためにも、早めの治療により跡が残りにくい状況を維持します。
Q、処方薬ですぐに治りますか?
A、すぐには治りません。大体落ち着くまで半年くらいかかります。
卒業式や入学式などイベントシーズンを考えた場合、夏頃から治療するのが効果を期待できます。
Q、ニキビ治療は保険診療の範囲内ですか?
はい。保険証によって成人でも3割負担、中学生までなら医療証(※)で負担なしで診療を受けられます。
ドラッグストアなどでお薬を買われる方も多いですが、医師と肌の状態を見ながらお薬の調整を行い、
なおかつ軽い負担で行えますので、お得と言えるでしょう。
※医療証に関しては各行政のホームページ等をご確認ください。
杉並区はこちら⇒https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/kosodate/iryohi/1004696.html
どうも、にきびは「できちゃうもの」として病院にかかっていいのかな?という気持ちになりますが、
先生の話をきくと「早くかかればかかるほどいい」という典型的な病態なのかなと思います。
中学生までなら医療証が使えるというのも大きなポイントですよね。
ちなみに、皮膚薬などの製造で有名なマルホ株式会社が2017年に
「ニキビに関する意識と実態 47都道府県調査」というタイトルでアンケートを実施しておりますが、
その中からいくつかを抜粋してみます。
・どのくらいの期間ニキビに悩まされたか
この質問では全体の23.2%もの人が10年以上悩まされていると回答しています。
約4分の1の人が長い期間ずっと悩まされているわけですね。
ニキビで悩む理由として、一番多かったのは「見た目が美しくないから」という回答で、全体の27.4%でした。
美容問題としてニキビは悩まれる病態だと考えられます。
・ニキビへの対処法
この質問では「市販の医薬品」「市販の医薬部外品」で対処した人が全体の30~40%に対し、
皮膚科での対応は18.8%に留まりました。ちなみに「何もしない」は約30%です。
病院へかかる病態という考えが薄いことを示すデータを言えそうです。
皮膚科に行かなかった人のデータは、とても興味深いものです。
皮膚科に行くほど症状がひどくないから・・・24.7%
皮膚科に行くのが面倒だから・・・21.5%
皮膚科はお金が高そうだから・・・17.8%
皮膚科に行く時間がないから・・・12.2%
市販品で十分対応できるから・・・11.9%
皮膚科に行くべきか判断できなかったから・・・9.5%
症状がひどくない ⇒ ここからひどくなる可能性があります。
行くのが面倒、時間が無い ⇒ 行くのを面倒がってその後の10年後悔したりニキビ隠しのために時間を使いますか?
お金が高そう ⇒ 保険適応で3割負担、中学生までなら医療証で負担なし、です。
・ニキビ跡やニキビ自体にはマイナスイメージがあるにも関わらず、治療をほっておいてる方
・卒業式、入学式、就職活動で綺麗な写真を撮りたいと思ってる方(最近は加工でなんとかなったりしますが)
・レーザーやピーリングなど自費治療で高額の費用を考えてる方
是非、皮膚科へ相談に来てみませんか?
一生付き合っていくお肌です。せっかくなので、綺麗に保ってみませんか?
皮膚科は火曜日午後15:00~17:45
金曜日午前9:00~12:30
この時間に来るのが難しい・・・という方は、内科の先生でも対応できます。
来れるときは皮膚科の先生に相談し、来られないときは内科の先生で薬をもらう。
そんな通い方もいいかもしれません。
受付で「ニキビ治療のため」と言いにくい方は、
「皮膚症状で先生と相談したい」と言ってください。
そして、診察室で相談してください。
皆様の悩みが、少しでも減りますよう私たちにお手伝いさせてください。
診察のご予約はお電話 03-5305-5788(受付時間:9:00~12:30、15:00~18:30土曜日14:00~16:00)
又は
専用予約サイトから⇒ https://ssc.doctorqube.com/iritani/index.html (24時間受付)