こんにちは。
前回にお気に入りの防寒対策の話題が出るほど寒くなり、クリニックの外来も冬らしく混んでますが、
当院は、外来以外にも老人ホームへの施設往診を行っています。
その施設に入居中の方々が、アクティビティ兼ねて創作された作品の
お習字や生け花、塗り絵などを展示する作品展があり、行ってきました。
その作品のクオリティの高さに!!
診察時間は短いですし、その方々のプライベートまではなかなか見えにくいです。
しかし、生け花もその方らしい色を選んでらっしゃいました。
この中には今月のクリスマスに、めでたく100歳になる方もいらっしゃいます。
初めて、100歳の記念に首相から贈られる贈呈品の「銀杯」を見せてもらいました。
そんな方も、ご自分で字を書き、写真の中の生け花を生けてらっしゃるんです!
診察時にお会いする時は、認知症などがあり受け答えがはっきりされない方もいます。
ご自分では歩けない方もいます。
全員の方が何らかのが介護が必要です。
それでも、こんなに繊細な色塗りや、細かい作業が行え、綺麗に生け花が生けれて、
躍動的な習字が書ける事に、残念ながら芸術的センスがない私は、深く感動しました。
その作品からは、当院の患者様という印象ではなく、
今までの人生で培われた人間としての重みや活気のようなものを感じました。
そして、私たちが関わらせて頂いてるのは、本当に極1部の時間であることを再認識し、
今後も敬意をはらい、往診させていただければと思います。
看護師:中園
「東海道五十三次」(アップは上記写真の左上)
背景も含めて塗り絵した作品で、見本はありません。
「生け花」
先生はいらっしゃいますが、見本はなく、皆さん自らお花を選ぶ所か関わられて、自分のイメージで生けてらっしゃいます。
「塗り絵」
陰影とか!!!
すごいですよね!?