こんにちは☆
皆様、暑い季節がやってきましたね(*_*)
ここ数年当たり前に耳にする様になった脱水症。
往診で様々なお宅にお邪魔させて頂いた経験の中でもやはり、暑い日クーラーも使用せず長袖をきてじっとりとした汗をかきながら布団もしっかりかけ、
「暑くありません★」
とサラリと言われる可愛らしいおじいさんおばあさん方々。心配であります。
事実、自分の祖父も初夏にもかかわらず朝ストーブをつけて、え?!と思ったら今度は暑い暑いと服を脱ぎ出し家の中をウロウロ(笑)
何度となく母親から報告を受けたことがあります。
そんな中、
他県で在宅医療をされている先生のブログを読んでいて同感した内容がありましたので少しご紹介。
高齢者は体温調節の機能が落ちている事の他に、人間の水分含量は生まれた時で8割、成人すると6割、高齢になると5割になると言われているそうです。
重ねて、夜間の頻尿を気にして日中の水分の摂取を控えてきた長年の生活リズムが身についている方が多いので「飲め飲め」言っても聞いてくれないとお話しされる介護人様達の声からも水分を摂取してもらう事がそもそも難しいという内容、まさしく其の通り。
若い人と比べて脱水傾向である高齢な方ならではの利点もあって、心不全が起きにくい、痰がぜこぜこしにくい、無駄な代謝が少なくなるともありました。
脱水の度合いに注意が必要であり、引き続きの予防、対策をしつこく説明させて頂くのは継続し(笑)
高齢でありなおかつ人それぞれ生きてきた生活リズムがあるという事を理解した上で、これからもかかわる方々へ少しでも知識の提供を出来たらと改めて思うきっかけになりました。
そして…夏の自分はビールの摂取量が確実にあがります~( ´ ▽ ` )ノ
失礼いたしました(笑)
※ビールは摂取量以上の水分が尿として出てしまいますので皆様飲み過ぎにはご注意ください★
(看護師:齋藤)