こんにちは。
本部の森田です。
さて今回はどんなことを書こうかと思って過去の投稿を見ていたら、本の紹介が。
というわけで私も最近読んだ面白かった本を紹介します。
それがこちら
原田ひ香『三千円の使いかた』(中公文庫)
TikTokやYouTube・Instagramを使って小説紹介を行っている方がおすすめしていた本です。
「人は三千円の使い方で人生が決まる」この一文に惹かれて購入しました。
【あらすじ】
就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。そして一千万円を貯めた祖母・琴子。御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか?
タイトルからも想像できるとおりで、
ある家族のお金にまつわる連作短編集です。
でも、ただ「三千円の使いかた」だけが展開されるだけではありません。
ある家族の20代の娘二人とお母さん、そして、おばあちゃんのお話がメインです。
お金や生活に関して学ぶこともできる一冊でした。
節約したいけれど、どうすればいいか分からないという方には、この本がおすすめです。
最近本の紹介をあげているスタッフと同じで、
「最後にどんでん返しが起きる系」の作品が大好きでいつも探しているのですが、たまにはこういうのもいいなと思いました。
読みたい本が多すぎて「積読本」が増え続けいてる状態ですが、
これらすべてを「今年中に片付ける」ことが密かな私の目標です。