こんにちは。
在宅診療部の森田です。
えー。また約1年ぶりの投稿です。
当院では4月に内視鏡センターがオープンしたのはご存じかと思いますが、
私も上部内視鏡(胃カメラ)検査を受けてきました。
今回はその体験談をご紹介いたします。
数年前に一度上部内視鏡検査を受けており、その時は『経鼻(鼻から挿入)』で行ったのですが、今回は『経口(口から挿入)』で行いました。
また、『鎮静下(麻酔薬を用いて眠った状態で行う検査)』と『非鎮静下(のどの局所麻酔だけで行い起きた状態で行う検査)』を選択できるのですが、勤務の合間にということもあったため、『非鎮静下』で行いました。
ここで『鎮静』と『非鎮静』のメリット、デメリットについて書かせていただきます。
メリット | デメリット | |
鎮静 | ・検査を楽に受けられる | ・麻酔が覚めるまで休んでいただく必要があるため、時間がかかる
・検査後は車等の運転ができない |
非鎮静 | ・検査が終わればすぐに帰れる
・当日も車等の運転ができる |
・「咽頭反射」が強い方は検査が辛い可能性がある |
『鎮静下』では、
検査後、麻酔がある程度覚めるまで30分から1時間ほど院内で休んでいただきます。
また、その後でもふらつきが残ることがあり、麻酔が切れたと思った後でもまた眠たくなることがあります。そのため当日は乗り物などの運転はできません。
しかし、『鎮静下』での検査では『非鎮静下』の検査と比べてかなり楽に受けることができるようです。
今回私は、『非鎮静下』で行いましたが、負担なく受けられました。
検査自体は10分程度で、検査後すぐに画像を見ながらの先生の説明を聞くことができ、検査前の準備も含め、30分ほどで終わりました。
その後、麻酔の違和感は数分ほど残りますが、すぐに仕事に戻れ、問題なく業務ができました。短時間でしっかりとした検査をしてもらえたのでとてもよかったです。
時間に限りがある方や仕事の合間にやりたい方には是非おすすめします!
30歳を超えたため、これからは定期的に検査をして、身体の様子を確認していきたいと改めて思いました。
また、当院在宅部ドライバーさんは「上部内視鏡検査」と「下部内視鏡(大腸カメラ)検査」を『鎮静下』で同時に受けましたが、これまで受けてきた検査が辛かったようで、
・「いつの間に終わっていた!」
・「つらくないのでやってみて!」
と、話していました。私も近々下部内視鏡検査受けてみようと思います。
以上、絶対を保証できるものではありませんが、内視鏡ってどうなのかな?思っている方の少しでも参考になればと思います。