日本におけるがんによる死亡者数は年々増加傾向にあり、現在死因第1位はがんであります。
全がんで見た年齢によるがん罹患率の変化では男女とも50歳代くらいから増加し、
高齢になるほど高くなっています。
発見が遅れると治りにくい病気であり、定期的ながん検診による早期発見が重要ではないでしょうか。
がん罹患率~年齢による変化
全がん
今回新しいがん検診検査をご紹介致します。
1回の採血(5ml)で複数項目のがんのリスクを評価できる
AICS(アミノインデックスがんリスクスクリーニング)検査です。
AICS検査は血液中のアミノ酸濃度を測定し、
健康な人とがんである人のアミノ酸濃度バランスの違いを統計的に分析することで、
現在がんであるリスクを評価します。
特徴として、
・検査が簡便である
採血管1本5ml(小さじ1杯程度)の血液で調べられます。
・1回で複数のがん項目を検査できる
胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がんの4種類に加えて
男性は前立腺がんの計5種類
女性は乳がん、子宮がん・卵巣がんの計6種類が同時に検査できます。
※子宮がん・卵巣がんは2項目で1つの評価になります。
・他の検査ではできない早期のがんにも対応している
腫瘍マーカー検査はがんがある程度大きくならないと数値が高くならないのに対して
AICS検査は早期のがんから対応しているので早期発見につながります。
★自分の健康が気になり普段の健診よりも詳しく検査してみたい
★がん家系なのでがんになるリスクがどれくらいあるのか心配
★がん検診を受けたいが、色々な検査を受けている時間がない・・・
こんな方におすすめの検査です!!
健康診断と一緒に受けることもできますので+αでより詳しい健診を!!
興味がある方は、院内パンフレットや
アミノインデックスHP(http://www.aa-pri.jp/c00/b09/)をご覧下さい。
質問などございましたら、お気軽にお尋ね下さい!ご希望でしたら当院にて説明もさせて頂きます。
※こちらの検査は予約制となっていますので、事前のご予約が必要です。
検査技師:嶋崎