2021年5月に内視鏡センターがオープンしました。
山本 浩隆医師(日本消化器病学会 消化器病専門医・日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医・日本肝臓学会 肝臓専門医)により、専門的な診察及び内視鏡検査を行います。当クリニックでは患者様の苦しさと痛みを配慮し、楽に苦痛なく検査を受けていただくために、患者様と良くご相談した上で検査を行っています。
内視鏡センター総責任者
|
内視鏡を通して見逃しのない精密な検査をするだけでなく、
|
胃内視鏡検査(胃カメラ)とはファイバースコープ(小型カメラ)を鼻または口から挿入し、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。胃内視鏡検査実施により、上部消化管にできるポリープ、癌、炎症などを早期発見でき、適切な治療方法を選択できます。
当院では従来の口からカメラを入れる経口内視鏡検査と、鼻からカメラを挿入する経鼻内視鏡検査を行っております。鎮静剤(静脈麻酔)を用いた苦痛を少なくできる(眠っているような状態)検査方法もあります。お気軽に医師にご相談ください。
過去の胃カメラが辛かったので、検査に抵抗があるという方には鎮静剤を使用して、胃カメラ検査を受けていただくことも可能です。
お薬を使用して眠っていただき、起きたら検査が終わっているというように、負担を少なく胃カメラ検査を受けていただけます。
【メリット】病変の発見や診断がしやすい
【デメリット】経鼻内視鏡のスコープより太く、咽頭反射が出やすい
鼻からのどに直接カメラが入るため咽頭反射が比較的少ないとされています。鼻からの胃カメラは通常の胃カメラより細くできており、検査中の異物感が大幅に軽減すると共に、内視鏡挿入時に舌の付け根を通過しないのでオエッとなる事がほとんどありません。
【メリット】経口と比べ検査の負担が軽減されているため、医師との会話もでき、質問したり感覚を伝えたりする事ができます
【デメリット】鼻腔が極端に狭い場合や鼻の疾患がある場合には行えない場合があり、途中で経口へ変更することもあります
※1割負担の方は上記の1/3程度とお考え下さい。
上記に診察料、麻酔などの薬剤費、処方箋料などが追加されます。
検査を受けていただく前に問診票・同意書をご記入いただく必要がございます。
医師の診察を受けてからご記入いただくことも可能ですが、事前にプリントアウトしてご記入いただきますと、よりスムーズな流れで診察を受けていただけます。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とはファイバースコープ(小型カメラ)を肛門から挿入し、全大腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸)を観察する検査です。大腸内視鏡検査実施により、下部消化管にできるポリープ、癌、痔核、炎症などを早期発見でき、適切な治療方法を選択できます。医療業界の進歩により大腸内視鏡システム・スコープも日々進歩している中、当院では最新機器を使用し、鎮静剤・鎮痛剤、炭酸ガスなどを併用することで苦痛を軽減しながら、正確な検査を実施しています。
また、ポリープなどの治療可能な病変があった際には、大きさや場所にもよりますが、そのままポリープ切除手術を行うことができます。経験豊富な医師が責任を持って行う診断と治療を兼ねた手技になります。ご安心して検査をお受けいただけます。
当院では大腸内視鏡時に切除可能なポリープに関してはその場で切除を行います。ポリープ切除は日帰り内視鏡手術になります。
手術時間はポリープの大きさ、切除個数等により多少前後します。
ポリープの形、大きさによっては近隣の病院へ紹介させていただく事もあります。
従来は高周波通電(電気メス)で大腸ポリープを「焼切る」切除が一般的でした。血管を焼きながらポリープを切るため手術中の出血が少ないという利点がありますが、ポリープ切除の際に、切った面に深く炎症が起き、腸の粘膜がやけどをしたような状態になります。その場合、手術後に時間が経ってから出血や腸に穴が開く(穿孔)などの合併症を起こす事が稀にあると言われています。
当院では電気メスを使わず、腸の粘膜に深い炎症を起こさずに、より安全にポリープを切除するコールドポリペクトミーと言われる新しい技法も導入しています。
この手技では、血液をさらさらにする薬を服用中の方でも、 手術後の出血の危険が極めて低いと報告されています。また非通電ですので、心臓ペースメーカーや金属製ステントを装着している方もポリープ切除を安心して行うことができます。
大腸内視鏡検査は大腸内に便が残っていると詳細な観察ができません。腸内をきれいにするため、検査前のお食事制限をお願い致します。
<検査3日前>
海藻類(ひじき・わかめ・昆布・のり等)、キノコ類、食物繊維の多い野菜は大腸内に残りやすく、検査に支障をきたす場合があるので摂らないでください。
★ご希望により大腸検査食セットもご購入いただけます★
<検査前日>
夕食は20時(午後8時)までに済ませてください。水分はおとりいただけます。
※1割負担の方は上記の1/3程度とお考え下さい。
上記に診察料、麻酔などの薬剤費、処方箋料などが追加されます。
検査を受けていただく前に問診票・同意書をご記入いただく必要がございます。
医師の診察を受けてからご記入いただくことも可能ですが、事前にプリントアウトしてご記入いただきますと、よりスムーズな流れで診察を受けていただけます。