多くは細菌感染が原因で膀胱の粘膜に炎症がおこる病気です。原因となるものがない場合を単純性膀胱炎といい、主に急性膀胱炎です。尿路に何らかの原因となる病気がある場合は複雑性膀胱炎といい、慢性膀胱炎になりやすくなります。
急性膀胱炎は女性に多く、性活動の盛んな時期と閉経期にピークがあります。
多くは細菌感染が原因で膀胱の粘膜に炎症がおこる病気です。原因となるものがない場合を単純性膀胱炎といい、主に急性膀胱炎です。尿路に何らかの原因となる病気がある場合は複雑性膀胱炎といい、慢性膀胱炎になりやすくなります。
急性膀胱炎は女性に多く、性活動の盛んな時期と閉経期にピークがあります。
突然、排尿の終わりに痛みを感じ、残尿感、頻尿が現れます。血尿は、尿が赤く見えるものから、紙にピンク色のにじみが付く程度の場合もあります。急性膀胱炎だけでは発熱は見られません。
症状と尿検査で、容易に診断がつきます。
症状が軽ければ、水分を多目に飲んで尿量を増やすことで自然に治ります。症状が重い場合は抗菌薬を内服します。通常2~3日間で治りますが、確実に治っているかどうかを確認するため、もう一度尿検査を受けましょう。