どんな病気か
百日咳菌によっておこる感染症で、治るまでに文字通り100日かかることもあります。
感染力が強く、乳幼児には注意が必要です。
かかりやすい年齢
かかりやすいのは3歳以下の乳幼児で、母親から免疫を受け継がないので、新生児でもかかることがあります。
流行する季節
夏に多い傾向ですが1年中みられます。
予防接種が普及し少なくなりましたが、近年成人での流行が報告されています。
百日咳菌によっておこる感染症で、治るまでに文字通り100日かかることもあります。
感染力が強く、乳幼児には注意が必要です。
かかりやすいのは3歳以下の乳幼児で、母親から免疫を受け継がないので、新生児でもかかることがあります。
夏に多い傾向ですが1年中みられます。
予防接種が普及し少なくなりましたが、近年成人での流行が報告されています。
潜伏期は1〜2週間です。
初めは、せきがでるだけです。
熱はなく、痰も少ないのに、せきがしだいに増加し、とくに夜間に多くなります。この時期をカタル期といい、 1〜2週間続きます。
そのうちに、激しくせき込んで、のどを嗚らして吸気する特有のせきを連発するようになります。
採血にて診断可能です。
流行状況や特有の咳の有無、血液検査などで早期診断のうえ、マクロライド系抗菌薬を使用します。周囲の大人にも感染し、その大人がまた感染源になっていくため、症状があるときには家族の治療も必要となることもあります。
予防には百日咳ワクチンとジフテリアワクチン、破傷風ワクチンを混ぜた3種混合ワクチンを接種します。(小児)